教師時代、私は、イヤがる気持ちを引きずりながら、無理やり出勤してました。😢
大雨でも、カミナリが鳴っていても、台風が近づいていてもですよ⚡️
イヤイヤ出勤していると、起こる起こる、トラブルの連続…。
・保護者からのクレーム
・児童同士のいじめ
・なくならない靴かくし
・不登校対応
職員室では、「おまえの学級経営が悪いんやろ」という冷たい視線。
名前を呼ばれるたびに、校長室での解決策の見えないお説教。
非効率的な職員会議では、すぐに寝てしまい、あとでまた校長室に呼ばれ、
「病気違うか?」と心配される始末…
カッコ悪いったらありゃしない。
それにより、授業準備がまた遅れる。
まさに、悪循環の繰り返し…。
そして夜になると、なぜか涙が出てきて、うつ病傾向。
そんな時に、教師のセミナーで出会った方とお近づきになり、どんなに心の支えになったかわかりません。
その人がいなかったら、とっくに私はこの世にいないと思います。

ちなみにその方ってのは、私の主人です❤
同世代の若い女性教師は、児童にも、職員にも、愛されていた。
泣いたり、怒ったり、笑ったり、喜怒哀楽がはっきりしていて、学級経営も授業もうまくなかったみたいだけど、
なぜか、みんなに助けられ、感動の3月修了式をむかえていた。
一方、私は…
「来年は、違う先生が良いわぁ!」「はー!終わった終わった♪」
とそそくさと帰っていく子どもたち。
そこには、感動のフィナーレなんて、1ミリもなかった。
・セミナーも行ってるのに
・本も読んでるのに
・自腹を切って、自己投資して、学んでいるのに
・あいつは、何にも 勉強してへんのに
・机の上も、あんなに物があふれて汚いのに
何で?何でやねん。
何で私の方が、うまくいってへんねん。この違いは何やねん?
自分なりに解決しようと、色々工夫、挑戦してみたけど、
どうあがいても、全然、ダメでした。
何をどう変えたらいいのか、分からない。
自分の人間性、すべてが否定されてる気がしていた。
最悪や…。
私、こんな教師生活送りたかったんと違う。
私は、ダメな子なんや…。
小さいころの、劣等感がムクムクと顔を出す。
職員室では毎日、下を向いていた。
ダメな先生って、皆んなから見られてる…
気づいたら、自尊心ズタボロになってました。
もちろん、児童や保護者とのかけがえのない思い出もあるけれど、本能の部分で、心が悲鳴を上げてました。
・私って、こんな情けない人間だったのか?
・私は何のために、生まれてきたんやろう?
・私が辞めたら、すべて丸く収まるんちゃう?
このようにして、私の中に、教師を辞めるという選択肢が作られていきました。
そして、一生続けるつもりだった教職を、わずか7年で辞めました。
辞めた時は、児童にも教育委員会にも親にも申し訳なく、罪悪感を感じまくりました。
でも、私のような教師が1人辞めたぐらいで、誰も困らなかったと思います。
むしろ、私のようになってしまった教師は、早く辞めて、自分らしい働き方を探すのをおすすめします。

雨の日に、ズブ濡れになりながら、イヤがる心と体を引きずって出勤していた、教師時代の私へ。