オンラインセミナーやZOOMミーティング等で、よく伝わる話し方ができると、先生として有利ですよね。
「この人の話は分かりやすい」と思われ、その他大勢から選ばれる理由にもなります。
例えば、いくら実績があっても、リッチ感見せブランディングができていたとしても、話し方が分かりにくければ、お客様から選ばれない原因になることも。
一方、たとえフォロワーが少なくても、まだ実績がなくても、「この人の教え方なら理解できそう!」と思われれば、商品購入のきっかけになることもあります。
では、一体、どんな点に気を付けて話すといいのでしょうか?
リアル対面、オンラインミーティング等で、相手によく伝わる話し方についてご紹介しますね。
ポイントがよく伝わる話し方3つのポイント:大勢から選ばれる話し方
話すことと言えば、元小学校教師である私の専門分野。
画面越しの相手によく伝わる話し方のポイントは、次の3つです。
- お互いの音声状況を確認する
- 話の始めと終わりに、結論を伝える
- 大事なセリフは、言う前にハイライトする
それぞれ解説していきます。
お互いの音声状況を確認する方法:ポイントがよく伝わる話し方
始めに、お互いの音声状況を確認しましょう。
特に、初対面の相手の場合、遠慮してしまいがち。
そのせいで、たとえ音が聞こえにくくても、そのまま続けてしまうことがありませんか?
これをしてしまうと、終了までずーっと、聞き取りにくい状況で会話を続けないといけなくなってしまいます。
せっかくのミーティングが台無しになることもあるのです。
それを避けるためには、始めに音声状況を確認すること。
どうしても、状況が改善されないときは、ミーティングの日を改めるか、別の通信手段を試すといいでしょう。
話の始めと終わりに、結論を伝える:ポイントがよく伝わる話し方
あなたは、ミーティングで話すテーマを事前に確定していますか?
ただ単に「ミーティングで顔を合わせること」を目的にしてしまうと、だんだんマンネリ化します。それは、つまらない授業と同じで、退屈で苦痛を感じる時間になってしまいます。
そうではなく、話の始めと終わりに、「今回、コレだけは伝えたい!」というポイントを明確に伝えましょう。
ミーティングが始まり、挨拶等が終わったあと、次のように、今日の話の趣旨を伝えるのです。
- 今日のミーディングで1番伝えたいことは、〇〇〇です
- 今日のミーティングで大事なポイントは、次の3点です
- 以上、今日のミーティングでは、〇〇についてお伝えしました
ミーティング終了までに時間があまった場合は、参加者に今日のポイントを質問し、確認するのも効果的です。
人は、質問されると答えを探そうとするので、それまで聞くだけで受動的だったのが、急に能動的に切り替わらせることができます。
その際、次のことを事前に練って下準備しておくと良いです。
- 伝えたいポイントは、いくつありますか?
- そのポイントを、ズバリ一文で言えますか?
- そのポイントを、どの順番で伝えると分かりやすいですか?
これらについて、事前にノートに書き出しておくのがおすすめ。
こちらは、私のZOOMミーティング用、予習ノート。
遅くとも前日までには、ここまで準備して、当日を迎えます。だからこそ、分かりやすい話ができるのです。
次に言うセリフをハイライトする話し方:ポイントがよく伝わる話し方
本やノートに書いてある文章に、マーカーを塗って、目立たせることがありますよね。
このブログでも、黄色マーカーを塗って、大事なところに注目させています。
同じように、話の途中で、「次に言うセリフを強調したい!」というポイントがありませんか?
そんなときは、大事なポイントを言う前に、次のように言うといいですよ。
- コレだけは覚えて下さいね
- 今から言うことが、とても大事なポイントです
- これが、今日の話で1番大事なポイントです
- いいですか?ここ、最も重要なところです
- 大事なところなので、もう一度言いますよ?
このようにすると、話している途中で、大事なポイントをハイライトできます。
すると聞き手も、聞く準備ができます。
どうしても、長時間話し続けていると、聞き手は集中が途切れ、大事なところを聞き逃してしまうことがありますからね。
そんなときに、このハイライト技を使ってみて下さい。驚くほど効果がありますよ。
まとめ:ポイントがよく伝わる話し方3つのポイント
以上、オンラインなどで役立つ、ポイントがよく伝わる話し方についてご紹介しました。
ZOOMや、Googleミーティングなど、オンラインで話したり教えたりするときに、よく伝わる話し方ができると、先生としての評価が高くなりますよ。
もちろん、オンラインだけでなく、実際に会って話すときも役立ちます。
まだ実績がなくても、売上げがなくても、あきらめなくていいんです。だって、初めは誰だって、売上げゼロですから。
どこかのタイミングでゼロから1を作り、実績1をコツコツ足し算した人が生き残っているんです。
実績や売上げには注目せず、「話が分かりやすそうか?」という点が、購入の決め手になるお客様もおられます。
自分に「ない」ところを見るのではなく、どうすれば解決できるかについて考え、コツコツ実践していきましょう。
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