お金を増やすには、ザックリ3つの方法があります。
1つ目は、あなたが働く方法
2つ目は、お金に働いてもらう方法
3つ目は、人に働いてもらう方法
です。1つ目は、分かりますよね。2つ目は、投資です。お金を入れれば、お金が勝手に増えていきます。
3つ目の「人に働いてもらう方法」は、分かりますか?
あなたの収入を倍増させるには、あなたのグループのメンバーさんたちに、働いてもらうと良いのです。
つまり、気持ちよく人を動かす「組織力」が必要です。
「組織力」とは、権力を使ったり脅迫したりして、無理やり動かすのではなく、あなたの組織の人が自主的に動くように仕向ける力です。
どれだけ素晴らしい経済力があっても、オンリー1のブランディングをしていても、この組織力がないと、人は離れていきます。
人が離れると、組織崩壊してゆきます。つまり、あなたのグループの人は、あなたの指示に従わなくなり、結果的にあなたの収入額も減ります。
組織崩壊すると、また1から新規集客し、リーダーを育てて行かなければなりません。
せっかく築いた砂山を、何度も崩してる内にあなたの人生は終わってしまいます。
ですので、投資やビジネスをやりながら、いち早くこの組織力も同時に高めることをお勧めします。
あなたの組織力がアップする5つのポイントとは?
下の5つができてないと、あなたのグループ運営は上手くいきません。
2,明確な指示を出す
3,褒める&確認する
4,意見を吸い上げる
5,修正しながら進む
実際、私も教師をしていた約10年前に、学級が荒れたことがあり、そのリアルな経験を元にお話ししています。
あの時は、自分が被害者の気持ちになりすごく辛かったですが、今なら分かります。悪かったのは、生徒や保護者ではない。自分の組織力が低かったせいだと。
3月の修了式まで、信じてついてきてくれたピュアで素直な生徒も1,2人いましたが、ほとんどの生徒たちの心が、私から離れ学級崩壊していくのを感じました。
存続可能なグループ運営をするには、相手が子どもでも大人でも、あなたが気を付けるべきポイントは同じです。
リーダーが身に付けるべき「組織力」の5つのポイントについて、さらにくわしくお話しします。
今からでも遅くはないので、あなたの組織運営に役立てて頂けますように。あなたが、投資やビジネスで紹介者を出し数人のグループ運営をしている前提でお話しします。
リーダーの組織力:最終形を見据える
これは、あなたのグループで、何か新たな取り組みや企画をやって行くとき、具体的に、どのような手順でやり、どのような結果が得られるか?
詳しくシミュレーションしておくことです。
例えば、何か新しいキャンペーンが始まり、メンバーさんに、確実に申込んでもらいみんなで利益を追求していくとしましょう。
もし、あなたが、具体的な手順や最終形のシミュレーションが苦手なら、得意な人に任せることです。
ちなみに私は、楽天的に考え、見切り発車で行動してしまうところがあるので、こういう「石橋を叩く」緻密な作業は、主人にやってもらうことにしています。
「石橋を叩く作業」とは、アイデアが上手くいくパターンだけでなく、上手くいかないパターンも考えることです。
トータル的に考えて、1番上手くいきそうなパターンの具体的な手順と、予想される結果、つまり「最終形」をイメージすることです。
彼は私とは違い「理系脳」の持ち主なので、こういうシミュレーションが、ものすごく上手で得意なんです。
そして、主人のシミュレーションを元にして具体的な指示は、私が出しています。具体的に分かりやすく伝えるのは私の方が得意なんですね。
このように、夫婦で協力して適材適所でやっています。
2人分の脳を足して実行しているので、得られる成果も2倍の効果がある訳です。
あなたがもし、どちらかの作業が苦手なら得意な人と組むことをおススメしますよ。
また、綿密にシミュレーションしておけば、途中でコロコロ指示を変えずに済みます。
途中でリーダーの指示が変わると、混乱するメンバーが増え、全体の動きが鈍くなるので気を付けましょう。
リーダーの組織力:明確な指示を出す
明確な指示とは?ハッキリ、分かりやすく、短く伝えることです。
長々しい文章だけによる指示や、図示やマーカーがない文章だけだと、文字を読むのが苦手な人には100%伝わらずあなたの指示が、全体へ行き渡りません。
ですので、指示を出す時は、最終形をしっかり見据えてから、どんな指示を、いくつ出せば良いか?まで具体的に考え抜いてから、指示を出すこと。
適当に、思い付きで指示を出していると、あなたの期待したのとは違う行動をメンバーさんがするようになります。
そうなると、あなたはきっと、「違います」「そうじゃなくて」と、注意しますよね?
特に、グループ全体や他の人の前で、メンバーさんを注意したり叱ってませんか?
すると、メンバーさんは混乱してしまい、次第に「様子見」の待ち姿勢になります。
消極的になり、行動が鈍くなるんです。
よく分からないまま指示に従って自分なりに解釈して行動すると、あなたに怒られるからです。
これは、メンバーさんだけでなく、あなたにも原因がありますよね?
誰だって、人前で恥をかくのはイヤですし、何度もあなたに迷惑をかけてはいけないと消極的になるのは無理もないです。
では、どうすればいいかというと、下の3を心がけると良いですよ。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
リーダーの組織力:褒める&確認する
あなたが指示を出して、メンバーさんが行動してくれた時、ちゃんと褒めてますか?
あるいは、指示を出したら、必ず、確認していますか?
多くのリーダーは、教育者ではないので、褒めたり、確認する、という視点が抜けています。
だから、メンバーさんが、あなたの指示を聞いて行動しても、あなたからの評価やチェックがないと、「これで合ってるのかな?」と、不安を抱えたままになってしまうんです。
これは、子どもでも大人でも同じですよ。ちゃんとできたか、確認してあげるんです。
たとえ、相手がズレた行動をしたとしても行動してくれたこと自体を、まずは褒めてあげましょう。
褒めることは、相手を認めることです。
認めてあげれば、こうすればいいんだなと相手が分かります。
すると、メンバーさんは、たくさん行動してくれるようになります。だから、たくさん褒めてあげて下さいね。
目安としては、9割褒めて、1割注意するぐらいが良いですよ。
組織のリーダーは、教育者の視点を持ちグループ運営をすると、人が育ちます。
リーダーの組織力:意見を吸い上げる
これは、あなたのグループのメンバー、仲間の声、意見、ギモンを吸い上げるということです。
吸い上げるというのは、仲間の話をよく聞き話してくれたことに感謝、共感し、その声をどう活かすか考えるということです。
つまり、時には、メンバーさんから率直な意見を出してもらったり、改善点を募ったりする必要があります。
これをキチッと行うことで、メンバーは自分の存在意義を味わい、あなたと組んで本当によかった、と心から感じるのです。
そのやり取りの中で、きっとメンバーにお願いしたり、時には頼ったり、ありがとう、ごめんね、と真心を表す場面も出てくるでしょう。
ですが、変にプライドの高すぎる人には、これができません。
ありがとうと言われるのは当たり前だけど自分が言うと、自分の価値が減る、と感じる人もいます。ごめんねと、自分の非を認めたら、負けたような気持ちになる人もいるのです。
だから、つい高飛車に振る舞ったり、うまくいかない時、周りに八つ当たりし、謝るべき場面で素直に謝れない、そういうリーダーもいます。
このように振る舞ってしまう主な原因は、幼少期に受けた、心の傷がまだ癒されてないからなんですよ。
ですので、かわいそうな人と言えばその通りなんです。
ですが、リーダーというのは、何も偉そうに振る舞うことではないのです。
たとえ、そんな風に振る舞っても、メンバーさんだって賢いですから、とっくに見抜かれてますよ。
だから、無理に自分を高く見せて偽る必要なんてないのです。
それよりも、こんなリーダーが私の理想。
つまり、知識、スキル、収入レベルが上がるほど、謙虚で腰が低い人です。
そして、めちゃめちゃスゴイのに、めちゃめちゃフレンドリーな人。こんな人を目指してます。
富や権力をひけらかすのではなく、本当に、自分の仲間に愛情をもってていねいに接することのできる人。
そんな風に振る舞うのが、真のリーダーだと思いませんか?
リーダーの組織力:修正しながら進む
仲間の意見を吸い上げたら、それをどう活かして、改善していくか?
この視点を持ち、すぐに実行することです。
そうすれば、あなたが1人で考えているよりも、仲間のアイデアがたくさん集まって、良い方法をひらめくことができますよね?
それに仲間だって、自分の意見をリーダーが採用してくれたらうれしいです。これができる人は、仲間から見ても素晴らしい人に映ります。
多くの人がこのコツを知らないので、あなたがこれを実践すれば、一目置かれる人になれますね。
多くを語らなくても、背中を見せることになるので、人が自然に付いてきてくれますよ。
以上、組織力がアップする5つのポイントの5つ目についてお話ししました。
5人ほどの小さな組織を動かすことからまずは始めていきましょう。
リーダーの組織力:5つのポイント覚え方
そして、5つのポイントの覚え方は、「サ メ 捕 獲 意 思」です。
5つのポイントの頭文字を取った語呂合わせですが、
- サ→最終形を見据える
- メ→明確な指示
- 捕→褒める
獲→確認する - 意→意見を吸い上げる
- 思→修正しながら進む
このようにすれば、覚えやすいですよね。しっかり、実践に活かしていきましょう!
まとめ
リーダーが身に付けるべき組織力、いかがでしたか?
あなたの組織力を高めて、より優れた集団を作っていきましょう。そうすれば、あなただけでなく、組織全員を豊かに導くことができますよ。理想の未来が実現できます。
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